その際に台風の被災地も訪問しました。
現在の被災地の状況をお知らせします。
(更新が遅れ申し訳ありません。)
●被災地の状況
南カマリネス州では、強風のため屋根が吹き飛ばされている
建物を多く目にしました。
ナガ空港の建物や現地パートナーNGO・PRRMの研修センターの
屋根も例外ではありませんでした。
ナガ空港の建物は、2ヶ月経った今でも修復はあまり進まず、
飛行機は飛びましたが、機能は半分麻痺しているような状態で、
何とか使用しているという状況でした。
また、今回被害の大きかったルソン島南部ビコール地方は、
ココナツ(ヤシ)の産地なのですが、台風の被害で立ち枯れした
ココナツの木が多く見られました。
ビコール地方の中でも最も被害の大きかったアルバイ州では、
マヨン山からの泥流、岩が大雨に押し流され、家々や農地が
埋まり、1991年のピナツボ山噴火の被害を彷彿とさせるような
光景が広がっていました。今回の台風では、大きな岩も一緒に
押し流されたために、被害が大きくなったという話でした。
アルバイ州の空港に向かう途中に立ち寄った場所では、
大雨で水量が増幅し、川沿いの家が押し流され、死傷者約2千人、
同数の2千人が行方不明になったとのことでした。
アルバイ州で、被災者支援に取り組む州政府担当者の話では、
復興計画がほぼ作成され、これから実施の段階に入るということでした。
しかし、フィリピンは5月に統一選挙を控えており、政治的な
影響から、予算が被災地の復興という目的どおりに使われるかは
不明であるという話も聞きました。
●復興支援活動
PRRMでは、現在、現地パートナーのユース組織や女性組織と共に
復興支援プランを作成中です。
特に、ココナツ農民への支援では、ココナツは植林してから
実が取れるまで4年かかるため、その間の生計手段として、
野菜などの生産を考えており、P2からの寄付では、野菜の苗や
種を購入する計画です。
詳細は、現地からの情報が来次第、ご報告します。
また、フィリピンは多くの自然災害に見舞われ、経済発展の
阻害要因にもなっています。
そのたびに貧しい人びとが最も被害を受け、地域開発が進まない
という現状があります。
PRRMでは、持続可能な地域開発には、コミュニティによる防災が
不可欠という認識から、主に地方自治体を対象にした防災の
トレーニングを計画しています。
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